ここがダメだよツールームテント、『それでもツールームテントを強く推したい』たった3つの理由

ぺけぞうの素人キャンプ紹介。



どうも、ぺけぞうです。はじめます。



キャンプでのテントを大きく分けると、テントにタープのスタイル、またはそれが合体したようなツールームテントになると思います。



我が家のツールーム

(ちなみに我が家では、テント・タープスタイルとツールームテントを気分や状況によって使い分けています)



今回はツールームテントのダメポイントに加えて、それでも使い続ける理由を紹介しましょう。





『ここがダメだよツールームテント』



まずは、『ここがダメだよツールームテント』ということで、デメリットを紹介していきます。





デメリットは、大きく分けて3つ。



①撤収 ②雨 ③熱



詳しくみていきます。





①撤収



ここがダメだよツールームテントその1は『撤収』です。



サイズの大きいツールームテントであるものの、意外と設営自体は楽だったりします。(むしろ、タープとテントの方が大変だったりする)





しかし、撤収は体力を持っていかれる感があります。



テントを持ち帰る際は、インナーも含めて乾燥させる必要がありますが、サイズが大きいので、これが中々に乾かない。



そして撤収時は、日よけが無い状態になるため、日差しがキツイ日であるとかなり暑いです。

(その点タープとテントスタイルだと、タープだけ残すことができ、タープの撤収自体もすぐ終わり楽)



そのキャンプによって変わりますが、ツールームテント撤収の方が疲れることが多い印象です。



ということで、ここがダメだよツールームテントその1は『撤収』でした。





②雨





ここがダメだよツールームテントその2は、『雨』です。



先ほどの撤収とかぶってしまうのですが、雨撤収後が最&悪。

テントは濡れたままだとカビってしまうので、帰ってから乾かす必要があります。



しかし、ツールームテントはそのサイズから乾かすのにも大きなスペースが。

一軒家でもキツく、マンションだとほぼ不可能ではないでしょうか。



キャンプ中は雨が降っても快適なのですが、撤収日が雨だと、個人的には行きたくなくなるレベルです。





ということで、ここがダメだよツールームテントその2は『雨』でした。





③熱





ここがダメだよツールームテントその3は、『熱』です。





タープとテントが合体したようなのがツールームテントであり、リビングスペースで日差しも遮れる・・・はずなんですが、どころがどっこい。





暑いんです。





我が家の『コールマン タフスクリーンツールームハウス』の遮熱性は弱く、風も通らない。



熱がこもってビニールハウスのような感じになり、太陽の出ている外にいる方がよっぽど涼しい、という事態になります。



また、ツールームテントにはだいたいキャノピーでちょっとした日差しを作ることができますが、ほんとに『ちょっとした』レベルなので、あんまし意味ないというのが正直なところです。



ソロならともかくファミキャンではどうしても足りず、暑い時期は遮熱性の高いタープが欲しくなります。



ただ、本当に暑い時期はタープだろうとなんだろうと暑いです。

(標高の高いところに行くのがベスト、というかそれしかない)





ということで、ここがダメだよツールームテントその3は『熱』でした。





『それでもツールームテントを強く推したい』





続きまして、『それでもツールームテントを強く推したい』理由を紹介していきましょう。

理由は大きく分けて3つ。



①設営 ②安心感 ③自然のいきもの



それでは、詳しくみていきます。





①設営





ツールームテントを強く推したい理由その1は、『設営』です。



ツールームテントは見た目も大きく、設営が大変そうなイメージがありますが、ところがノンノン。



初めてでも1時間もかからないと思いますし、慣れれば20分程度でいけます。(超巨大なものは除く)



それに比べて、タープの難易度はウルトラハード。



初めてのキャンプで張ろうとしても、時間がかかるかばかりか、結局張れない、張れても倒壊の不安と闘う可能性大です。そして、気まずい家族団らんの時間。



もちろん、ちゃんと張れれば倒壊なぞするわけもないのですが、初めてのキャンプでその見極めは中々に厳しいです。



その点、ツールームテントであれば一つ張ってしまえばそれで終わり。



風で倒壊する不安はありません。 (ツールームテントが倒壊する天候とは、それはもはや台風クラスです。おとなしく帰りましょう)



また、タープの設営にはロープとペグを多く使用します。



これがファミキャンには厄介で、子供が引っ掛けてコケ回ることになります。



もちろん、いくら「コケるから気ぃつけよ〜」と言っても、ヤツらの耳には届きません。





タープが無くてもいけるっちゃいけるのですが、雨が降ると何もできませんし、屋根があることによるプライベート感もあなどれません。



そんなタープと比較すると、ツールームテントはペグとロープの数が断然に少なく、設営が楽、こけるリスクも低いということになります。



ということで、ツールームテントを強く推したい理由その1は、『設営』でした。





②安心感





ツールームテントを強く推したい理由その2は、『安心感』です。



シンプルに四方を囲まれており、隣サイトとの距離が近くても、リビングスペースに入ってしまえば、視界を遮ることができます。



また、夜間の就寝時やちょっとサイトを離れる際、外に道具を置きっぱなしにするのはいささか抵抗がある人もいるでしょう。



その点、ツールームテントならばリビングスペースに入れて、締め切ってしまえば盗難の心配は格段に減ります。



もちろん、ジッパーに鍵がついているわけではないので、中に入ろうと思えば入れるわけですが、そこまでするヤツはかなりヤバイヤツです。即110番しましょう。



あと、ツールームテントは、なぜか包まれている感があります。



ちょっと意味わからんかもしれませんが、たぶんインナーテントとアウターの二重構造になっていること、プラスサイズが大きいことから来ているのかもしれません。知らんけど。



ということで、ツールームテントを強く推したい理由その2は、『安心感』でした。





③自然のいきもの





ツールームテントを強く推したい理由その3は、『自然のいきもの』です。



キャンプは自然の中で、自然に遊んでもらうもの。



そして、自然といえばなんでしょうか?





そう、虫



ですよね。



蚊、蜂、アブ、バッタ、アリ、その他得体の知れない謎の昆虫たち・・・



標高が高いところでは、普段より大きくなった彼ら彼女たちが迎えてくれるわけですが、正直エンカウントしたくないというのが本音なわけです。



そこで繰り出したるがツールームテント。



閉じてメッシュにしてしまえば、虫の襲来に怯えることはありません。



ということで、ツールームテントを強く推したい理由その3は、『自然のいきもの』でした。





まとめ





ここがダメだよツールームテント、『それでもツールームテントを強く推したい』たった3つの理由を紹介しました。



デメリットこそあるものの、ファミキャンにはやはりツールームテントが使いやすく、初めてのテントにピッタリだと思います。



そして、慣れてきたころにタープとテントを購入し、使い分けるというのが我が家の出した最適解です。





あなたのアウトドアライフに革命を。





ぺげそう、終わります。